ダウは196ドル高でもナスダックは下落|株の買われ方が分かれた3つの理由

Financial News 13 Oct 2026 おだログ おすすめ
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「ダウは上がったのに、ナスダックは下がった。ニュースの数字がばらばらで、この日の株は結局どうだったのか分からない」。そんな戸惑いを持った方もいるのではないでしょうか。

米国時間10月12日(月)、ダウ平均は195.60ドル高の51,850.55ドルと3日続けて上がりました。一方でナスダック総合指数は0.44%下がり、S&P500は0.06%安とほぼ横ばいです。指数の向きが分かれたのは、買われた銘柄と売られた銘柄がはっきり分かれたためです。この記事では、その理由を3つに整理し、積み立てを続ける方が今週確認しておきたい点までまとめます。

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米国時間10月12日に何が起きたか|ダウは3日続伸、ナスダックは0.44%安

報道各社によると、10月12日の引け値は次のとおりです。

  • ダウ工業株30種平均:51,850.55ドル(195.60ドル高、0.38%上昇)
  • S&P500種指数:7,807.24(4.30ポイント安、0.06%下落)
  • ナスダック総合指数:27,245.90(120.27ポイント安、0.44%下落)
  • 中小型株のラッセル2000:2,794.48(12.50ポイント安、0.45%下落)

この日は米国の祝日(コロンバス・デー)で、株式市場は開いていましたが債券市場は休場でした。そのため、10年債利回りは前週末とほぼ同じ5.24%前後で示されています。S&P500の年初来の上昇率は、AP通信によると約14%です。

数字だけを見ると小さな動きに見えます。ただ、中身を見ると、上がった業種と下がった業種の差は大きい1日でした。

市場関係者は、この値動きをどう受け止めたか

米国の投資情報サイトのモトリーフール(The Motley Fool)は、この日を「割安株へ資金が回り、ダウが小幅に上がった日」と整理しています。ナスダックについては、メモリー半導体の下落が重しになったと伝えました。

Yahoo Financeは、AIへの期待が先走っているのではないかという懸念、高い水準にある長期金利、地政学リスクが、市場の上値を抑える材料になっていると指摘しています。つまり、市場全体が崩れたわけではなく、「何を持っていたか」で結果が分かれた日だったといえます。

ダウだけが上がった3つの理由

理由①資金が、ハイテク株から生活必需品や金融などの割安株へ移ったこと

1つ目は、業種の間での資金の移動です。この日は生活必需品や通信サービスなど、値動きが比較的おだやかな業種が買われ、テクノロジー株は1%を超えて下がりました。

ダウ平均は30社の大企業で構成され、ハイテク株の比率がナスダックほど高くありません。ハイテクの下げを、ほかの業種の上昇が打ち消す形になり、ダウだけが上がったのです。上がり続けてきたハイテク株の利益を確定させ、出遅れていた業種に資金を移す動きは、指数が高値圏にあるときによく見られます。

理由②メモリー半導体が売られ、ナスダックを押し下げたこと

2つ目は、半導体メーカーの下落です。AP通信によると、マイクロン・テクノロジーは3.9%下がりました。モトリーフールの記事では、サンディスクが6%超、ルメンタム・ホールディングスが10%近く下がったと伝えられています。

理由として、メモリー分野の競争への懸念や、半導体株の割高感が挙げられています。一方で、メタ・プラットフォームズは新しいAIモデルの公開を受けて3%超上がりました。AI関連が全面的に売られたのではなく、特定の銘柄に売りが集まった点は押さえておきたいところです。

理由③大手銀行の決算を前に、金融株が買われたこと

3つ目は、決算への期待です。10月13日(火)には、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、シティグループなどが7〜9月期の決算を発表する予定です。モトリーフールは、この日の金融株の上昇を「大手銀行の決算を前にした動き」と伝えています。

銀行決算は、貸出の利息収入や貸し倒れの状況から、景気の体温計として読まれます。結果が出る前の買いなので、期待が外れれば反対に動くこともあります。上昇は「確認された」ものではなく、「期待された」ものです。

補足:「ダウが上がった」「ナスダックが下がった」はどちらも事実ですが、1日の動きだけで相場の流れは決められません。S&P500とナスダックは、前の週に最高値を付けたばかりです。この日の動きは、高値圏での一息と見ることもできます。

積み立てを続ける人が、今週確認しておきたいこと

確認①積み立て先が、どの指数に連動しているか

同じ日でも、ダウ型とナスダック型では結果が違いました。たとえば、ナスダック100連動の投資信託と、ダウ平均連動の投資信託では、この日の騰落が逆向きです。自分の積み立て先がどの指数に近いかを、運用報告書や商品ページで見ておくと、ニュースの数字を自分のこととして読めます。

確認②1つの業種に偏っていないか

全世界株式型やS&P500型でも、組み入れ上位にはハイテク株が並びます。ハイテクが下がる日は、基準価額も下がりやすくなります。複数の投資信託を持っている方は、上位の組み入れ銘柄が重なっていないかも見ておきましょう。

確認③「上がった日」「下がった日」でルールを変えない

ダウが上がった日に積立額を増やしたくなる人もいれば、ナスダックが下がった日に止めたくなる人もいます。どちらも、1日の値動きで決めたことになります。積立額と日付は、毎月の収入と支出から決めた「ルール」のまま続けるのが基本です。

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次に確かめたい日程

  • 10月13日(火):JPモルガン、ゴールドマン・サックス、シティグループなど大手銀行の7〜9月期決算
  • 10月14日(水):米国の消費者物価指数(CPI)の発表

銀行決算の結果と、CPIで物価の伸びがどこまで落ち着いているかが、今週の市場の方向を左右します。あわせて、債券市場が再開したあとの10年債利回りも見ておきましょう。

まとめ|ハイテクから割安株への資金移動と銀行決算への期待で、ダウだけが上がった

10月12日の米国市場は、ダウが0.38%高、S&P500が0.06%安、ナスダックが0.44%安でした。ダウだけが上がった理由は、ハイテク株から割安株へ資金が移ったこと、メモリー半導体の下落がナスダックを押し下げたこと、大手銀行の決算を前に金融株が買われたこと、の3つです。

指数の向きが割れる日は、持っている商品によって「今日の結果」が変わります。1日の動きで一喜一憂せず、今週は積み立て先の連動指数と、組み入れ上位の業種を確かめてみてください。

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本記事は2026年10月時点の情報提供を目的としており、投資・税務等の個別アドバイスではありません。最新情報・個別事情については専門家にご相談ください。また、この記事はAIを補助に利用して作成しています。

参考にした資料

  • The Motley Fool「Stock Market Today, Oct. 12: Dow Gains as Memory Stocks Weigh on Nasdaq」(2026年10月12日)
  • The Motley Fool「Stock Market Midday, Oct. 12: Dow Edges Higher as Investors Rotate Into Value Stocks」(2026年10月12日)
  • Yahoo Finance「Stock market today: Dow gains, S&P 500 and Nasdaq slip as focus turns to earnings season kickoff」(2026年10月12日)
  • AP通信「How major US stock indexes fared Monday 10/12/2026」(2026年10月12日)
プロフィール
おだログ

日本海側にある市役所で財政、法務、企画、産業政策、農業政策、CISO、副市長を担当
早期退職後、独立開業、法人を設立。
3か月で日商簿記3級、ITパスポート、フィナンシャルプランナー3級を取得
実体験をもとに、生活、ビジネスに役立つ情報をお届けします

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