本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
「大手銀行の決算が出たのに、なぜ銀行株は下がったのか。利益が増えたなら、株価も上がるはずでは」。そんな疑問を持った方もいるのではないでしょうか。
米国時間10月13日(火)、ダウ平均は180.45ドル安の51,670.10ドルでした。JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど大手銀行が7〜9月期の決算を発表した日で、銀行株をまとめた指数も1%を超えて下がっています。決算の数字と株価の動きがずれた理由を3つに整理し、積み立てを続ける方が今週確認しておきたい点までまとめます。
口座の条件を比べたい方へ
米国時間10月13日に何が起きたか|ダウは0.35%安、銀行株は1%超下落
Yahoo Financeの市場速報によると、10月13日の引け値は次のとおりです。
- ダウ工業株30種平均:51,670.10ドル(180.45ドル安、0.35%下落)
- S&P500種指数:7,805.45(1.79ポイント安、0.02%下落)
- ナスダック総合指数:27,204.38(41.52ポイント安、0.15%下落)
- 中小型株のラッセル2000:2,783.37(11.11ポイント安、0.40%下落)
S&P500はほぼ横ばいでしたが、ダウの下げが目立ちました。ダウには大手銀行が複数入っているため、銀行株の下落が指数にも響いた形です。KBWナスダック銀行指数は1%を超えて下がりました。
市場関係者は、この値動きをどう受け止めたか
CNBCは、大手4行の決算について「JPモルガンは市場予想に届かなかった一方、ゴールドマン・サックスは売上高が予想を大きく上回った」と、結果が分かれた点を伝えています。株式市場全体としては、決算シーズンの幕開けを無事に通過した、という受け止めです。
Yahoo Financeは、銀行決算に加えて、韓国や米国でメモリー半導体が売られた点にも触れています。つまり、この日は「銀行」と「半導体」の両方に重しがかかり、指数が方向を決めにくい1日でした。
決算の後に銀行株が下がった3つの理由
理由①4行の決算が「全部良い」ではなく、強弱が分かれたこと
1つ目は、決算の中身の違いです。JPモルガンの純利益は前年同期比で6%増の153億ドルでしたが、1株利益は5.57ドルで、アナリスト予想の5.90ドルに届きませんでした。有価証券の損失6億5,800万ドルを除くと5.75ドルです。それでも売上高は8%増の502億ドルで、2026年の純金利収入の見通しは引き上げています。
ゴールドマン・サックスは純利益が29%増え、売上高は186億8,000万ドルとLSEGの予想167億1,000万ドルを上回りました。同じ「決算」でも、予想を上回った銀行と下回った銀行が混ざり、銀行株全体を一斉に買う理由にはなりませんでした。
理由②決算を前に期待が先に株価へ入っており、手数料収入に伸び悩みも見えたこと
2つ目は、期待の先取りです。前日の10月12日には、決算を前に金融株が買われていました。買ってから結果を見る人が多いと、発表後は「良い数字でも出尽くし」として売りが出やすくなります。
中身にも気になる点はありました。CNBCによると、シティグループの投資銀行手数料は前の四半期より13%減っています。シティの純利益は40%増の52億5,000万ドルと好調でしたが、手数料収入の落ち込みが目に留まり、株価の勢いにはつながりませんでした。一方でJPモルガンの投資銀行手数料は前年同期比14%増の30億ドルで、銀行ごとに差があります。
理由③長期金利が5%台で高止まりし、融資への影響が意識されたこと
3つ目は、金利の水準です。米10年債の利回りは5.22%前後と高いままでした。利回りが高いと、企業や個人がお金を借りにくくなり、銀行の貸出が伸びにくくなる、という見方があります。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーラー理事も、高い長期金利が金利に敏感な業種の需要を抑えている、と述べたとシュワブは伝えています。ウェルズ・ファーゴはクレジットカードの貸倒れ率が3.73%(前年同期4.02%)に下がり、決算は予想を上回りました。それでも、金利が高い間は貸出の先行きが気になる、という空気が銀行株を重くしました。
補足:この日はメモリー半導体も売られました。サムスン電子とSKハイニックスは韓国市場で約8%下がり、米国でもマイクロンが下がったと報じられています。中国のメモリーメーカーCXMTの新しい技術の発表が材料です。ナスダックが0.15%安にとどまったのは、半導体の下げを、ほかの銘柄が支えたためと考えられます。
積み立てを続ける人が、今週確認しておきたいこと
確認①「決算が良い=株が上がる」と決めつけない
決算の数字と株価は、市場の予想との差で動きます。利益が増えていても、予想より少なければ株は下がることがあります。ニュースで「好決算」という言葉を見たときは、「何と比べて良いのか」まで確かめてみてください。
確認②自分の商品に金融株がどれくらい入っているか
S&P500型やダウ型の投資信託には、大手銀行が組み入れられています。運用報告書や商品ページの組み入れ上位を見ると、銀行株の影響がどの程度か分かります。全世界株式型でも、金融は主要な業種のひとつです。
確認③1日の動きで積立のルールを変えない
銀行株が下がった日に積立を止めたくなる人もいれば、安くなったと考えて積立額を増やしたくなる人もいます。どちらも1日の値動きで決めたことになります。積立額と日付は、毎月の収入と支出から決めたルールのまま続けるのが基本です。
口座や商品の条件を落ち着いて比べたい方は、下のバナーから確認できます。
次に確かめたい日程
- 10月14日(水):バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレーの7〜9月期決算(CNBC)
- 10月14日(水):米国の消費者物価指数(CPI)の発表(東部時間の午前8時30分)
10月13日に発表された4行に続き、残る大手2行の決算が出ます。CPIで物価の伸びがどこまで落ち着いているかも、長期金利を通じて銀行株や株式全体に影響します。結果が出る前に積立のルールを変えず、発表後の数字を確かめてから考えましょう。
まとめ|決算の強弱の分かれ・期待の先取り・長期金利の高さで、銀行株は下がった
10月13日の米国市場は、ダウが0.35%安、S&P500が0.02%安、ナスダックが0.15%安でした。銀行株が下がった理由は、4行の決算が強弱に分かれたこと、期待が先に株価へ入っていたこと、長期金利が5%台で高止まりして貸出への影響が意識されたこと、の3つです。
決算の良し悪しは、予想との差と、その前の株価の動きで決まります。今週は、積み立て先に金融株がどれだけ入っているかを確かめ、CPIと残りの銀行決算の結果を待ってみてください。
次の一歩として、口座や商品の条件を見直したい方は、下のバナーから確認できます。
本記事は2026年10月時点の情報提供を目的としており、投資・税務等の個別アドバイスではありません。最新情報・個別事情については専門家にご相談ください。また、この記事はAIを補助に利用して作成しています。
参考にした資料
- Yahoo Finance「Stock market today: Dow, S&P 500, Nasdaq slip as chip stocks fall, earnings roll in」(2026年10月13日)
- CNBC「Bank earnings takeaways: Here’s how JPMorgan, Goldman, Wells Fargo and Citi performed in Q3」(2026年10月13日)
- CNBC「S&P 500 closes near flat after big banks post earnings and memory chip stocks decline」(2026年10月13日)
- Charles Schwab「Mixed Bank Tidings, Chip Pressure, CPI in Focus」(2026年10月13日)


コメント