10月13日を中心に、厚生労働省・金融庁・消費者庁が公表した内容から、暮らしに関わる5つを選びました。家事の人手探し、お金を守るための本人確認の変化、ネットで広まりやすい豚肉のうわさまで、どれも今日から知っておくと安心できる話です。
数字や日付はすべて、各機関の公式ページを開いて確かめました。むずかしい言葉は、できるだけやさしく言い換えています。5分ほどで読めます。
気になる話題だけ拾い読みしても大丈夫です。
家政婦(夫)の求人を探せる「家政婦(夫)ネット」が登場
厚生労働省は10月13日、家政婦(夫)の紹介所が連携して求人の概要を発信するサイト「家政婦(夫)ネット」のモデル事業を始めたと発表しました。
紹介所は小さな事業者が多く、仕事を探す人と出会うのが難しいことが背景にあります。サイトでは、仕事の場所・内容・賃金などの条件で求人を検索し、気になれば紹介所に連絡できます。
検索できる求人は東京都内のものです。発表文には、利用上の細かな条件の記載がありません。くわしい内容は、各紹介所に直接たずねるのが確実です。家事の手が足りない家庭にも、仕事を探す人にも、選べる道が一つ増えた形です。
薬物乱用防止の啓発サイトを厚労省が公開
厚生労働省は同じ10月13日、薬物乱用防止の啓発特設サイトを公開しました。選んだ答えで結末が変わる「マルチエンディング漫画」や、○×クイズ、「大麻と距離を取るために」という誘われたときの対処法のページがあります。
背景として、発表文は令和7年の大麻事犯の検挙人員が過去最多の7,120人で、そのうち30歳未満が7割以上を占めると説明しています。若い人に向けて、読みやすい形で届けたい意図が伝わります。
お子さんと一緒にクイズだけ解いてみるのも、話すきっかけになりそうです。なお、発表文には相談窓口の記載はありませんでした。
非対面の本人確認はICチップ読取へ。金融庁が早めの対応を要請
金融庁は10月9日、金融機関に向けた注意喚起を出しました。ネットで公開されたサービスへの不正アクセスが相次ぎ、運転免許証などの画像を含む顧客情報が漏れる事案が起きているためです。
金融庁は、サイバー対策の点検、非対面の本人確認の徹底、そしてICチップ情報の読取への早期対応を求めています。法令の改正で、画像を送る本人確認は廃止され、ICチップの読取に原則一本化されます。施行日は令和9年4月1日で、金融庁はそれを待たずに可能な限り速やかな対応を求めました。
利用者に直接の手続きを求める文書ではありません。ただ、口座開設などで本人確認の方法が変わっていく見込みです。マイナンバーカードなどICチップ付きの証明書を使う場面が増えるかもしれません。
お金まわりの備えを見直したい方へ。
証券口座の不正取引に注意。金融庁がページを更新
金融庁は10月9日、証券会社のネット取引を狙った不正アクセスについて、注意喚起のページを更新しました。フィッシングサイトで盗まれたログインIDとパスワードを使い、口座の株を勝手に売って、その代金で小型株などを買う手口が多いと説明しています。
金融庁が挙げる対策は次のとおりです。
- メールやSMSのリンクは、見覚えのある送信元でも開かない
- 証券会社のサイトは、正しいURLを登録したブックマークから開く
- ログイン時・取引時・出金時などの多要素認証や通知を設定する
- パスワードを使い回さず、長くて推測されにくいものにする
- 口座をこまめに確認し、不審な点は証券会社に連絡する
どの証券会社でも起こり得るとされています。身に覚えのない取引を見つけたら、まず証券会社の窓口へ連絡してください。金融庁の相談窓口は平日10時から17時で、電話は0570-016811です。
豚熱のニュースを見たとき、豚肉は食べて大丈夫?
消費者庁は10月13日、豚熱(CSF)に関する情報のページを更新しました。ページには、豚熱は豚やいのししの病気で、人に感染することはないと書かれています。感染した豚の肉や内臓を食べても、人体への影響はないとされています。
農林水産省によると、感染した豚の肉が市場に出回ることはないとのことです。消費者庁は、根拠のないうわさで混乱せず、正確な情報をもとに冷静に対応するよう呼びかけています。
豚熱は2018年9月に岐阜県の養豚場で確認されて以降、複数の県で陽性事例が出ています。ニュースを見て不安になったときは、各省庁の公式ページで確かめる習慣があると安心です。
まとめ:今日から使えるのは「確かめる」習慣
今日の5つは、仕事探し、薬物の啓発、本人確認、証券口座の守り方、豚肉の安全と、バラバラに見えます。共通するのは、正しい情報の入り口が公式ページにあることです。
まず、証券口座をお持ちの方は、今日のうちに多要素認証と通知の設定を見直してみてください。次に、メールのリンクではなく、ブックマークからログインする習慣をつけましょう。豚熱のように不安をあおる話題は、消費者庁のページで確かめれば落ち着いて判断できます。
家事の人手を探している方や、家族と薬物の話をしたい方は、今日の公式サイトを一度のぞいてみてください。小さな確認の積み重ねが、暮らしを守ってくれます。
今日の一歩を、ここから。
出典(発表元・発表日)
- 厚生労働省「家政婦(夫)サービスの求人情報の概要を発信する『家政婦(夫)ネット』の運用(モデル事業)を開始しました」令和8年10月13日
- 厚生労働省「薬物乱用防止を目的とした啓発特設サイトを公開しました」令和8年10月13日
- 金融庁「現下の情勢を踏まえたサイバーセキュリティ対策の強化と各種取引申込等における対応について(注意喚起)」令和8年10月9日
- 金融庁「インターネット取引サービスへの不正アクセス・不正取引にご注意ください」令和8年10月9日更新
- 消費者庁「CSF(豚熱)に関する情報」令和8年10月13日更新


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